
寺尾を知る・寺尾に関わる、「キッカケ」を
12月10日、とちぎ山車会館前広場にてテラオ「キッカケ」マルシェVOL.2を開催しました。
昨年の12月4日に行われたテラオ「キッカケ」マルシェに続き、2回目の開催となった今回。今回のマルシェも「寺尾を知る・寺尾に関わる、『キッカケ』を提供する」ということがテーマ。寺尾でお店を持つ出店者や寺尾にお店はないけど寺尾出身の出店者など、「寺尾のために!」という思いを持った方々が出店をしました。
また、寺尾小学校の児童や成人のお囃子サークルによるお囃子、寺尾ならではのワークショップなども行われました。
開場前から行列の店舗も 大盛況のマルシェ


当日は天気にも恵まれ、たくさんの方に来場いただきました。11時の開場を前に大行列になる店舗も。行列の先には、店舗を持たないお惣菜やさん「sottodeli」。地元の野菜などをふんだんに使い、彩り豊かなお弁当が人気です。普段は予約販売のみのため、マルシェ等でしか直接購入ができないので、さすがの人気ですね!
そのほかにも寺尾の名物「出流そば」や寺尾産の野菜を販売するお店などが並び、寺尾の雰囲気を感じ取ってもらえるようなラインナップでした。
初出店の「808Brewery」は、栃木市のお隣小山市でクラフトビールの醸造を行っており、当日はクラフトビールを販売。やはり、お酒があると雰囲気が明るくなり会場が盛り上がりますね。
お囃子の音色、そして「寺尾ならでは」のワークショップ

前回に引き続き、寺尾小学校の児童によるお囃子の演奏も行われ、練習をしてきた曲を一生懸命に演奏をしてくれました。例年、寺尾地区では「サマーフェスティバル」と呼ばれるお祭りが夏の時期に行われており、寺尾小のお囃子演奏も行うのですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止。演奏の場がなくなっている中での今回の演奏でした。子どもたちの演奏はキラキラしていてまぶしいくらいでした。
続くはお囃子の成人サークル、「駒友倶楽部・鼓響」によるお囃子の演奏。迫力のある演奏で会場を盛り上げいただきました。

そして、「寺尾ならでは」のワークショップも行われました。寺尾のシンボルと言われているぞう山(三峰山)にちなんだ「デザインぞう山」・「みんなでつくるぞう山」の2つのワークショップ。
「デザインぞう山」は塗り絵の要領で紙に書かれたぞう山を色鉛筆やクレヨンでデザインをしていくものです。子どもたちに大人気で素敵なぞう山がたくさん完成しました。「みんなでつくるぞう山」はカードに寺尾の魅力を書いてもらい、それをぞう山の形にそって貼り付け、みんなでぞう山をつくろうというものです。マルシェの終了時には立派なぞう山が完成していました。
「同窓会みたいだったね」寺尾の雰囲気をマルシェで表現

マルシェの会場では「○○ちゃん久しぶり~」や「来てると思ったよ~」と親しく会話をする声が聞こえ、たくさんの笑顔、お囃子の音色、「同窓会なの?」と思わせるぐらいのホーム感たっぷりのイベントとなりました。
寺尾の人の横のつながりの強さや穏やかな人柄、豊かな作物等々、そんな魅力をぎゅっとつめて「マルシェ」という場で表現ができたのではないでしょうか。多くの方にリピート開催を熱望されておりますので、また寺尾を表現する場を企画したいと思います。
(ライター:地域おこし協力隊 國府谷)
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